建築家と家づくり
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鍵山建築設計■設計●監理■

 

家の価格 
コロッケ、餃子、米、どんな価格で流通していたのでしょうか。
価格だけで評価しても良いのでしょうか。それとも、価格が評価のものさしなのでしょうか。
毎日、そんな事を考えて生活している主婦です。
家の値段はこれと関係する部分があるのでしょうか。
原材料の高騰って・・・・。
いろいろ考えてしまいます。

家を建てよう、建て替えよう。と考えた時、「では、予算はどの位なのだろう。」と考えます。
金融機関から借りられるだけの範囲目いっぱい。
・・・それでも足りない人もいれば、全額自己資金、
それもそのうちのこれだけ。とはっきり区切り、すっからかんになるまで使い切らない。と言う人もいます。
どちらにしても、予算だけでは家は建ちません。

 


次に考えるのは何でしょう

ここであなたの家づくりのパートナーが決まります。
具体的に自分達にはどんな間取りか、はたまたどんな材料が適しているのか皆目見当が付かないが、
家としての空間を一番に思い浮かぶあなた、建築家との家づくりに最適です。
その空間の中で、どんな生活をしたいか。どんな夢を持っているか。
新しい自分に生まれ変わるつもりで、古い本を処分したり、未知の世界にチャレンジしたり・・・。
それがあってこその予算が活きてくるのです。

 


適材適所

良く聞く言葉ですが、建築用語です。
木造住宅の木材は、同じように見える木でも、土台、柱、梁、床、階段、窓枠、全て違います。
予算によっても材料を変えますが、根底は適材適所です。
考えが古いように思えますが、高温多湿の日本列島は、
室内を冷暖房で快適にしてもどうにもならない境遇にあるのです。

 


一番大事なものは

先述であなたの希望について、少し触れました。
今までの家で叶わなかった事を是非一つだけで良いので、実現して欲しい。
言い換えると、全て叶えられなくてもそれはそれで大成功。
何故なら、その為には莫大な資金が必要になるだろうから。



適正価格

自分達の家に夢を持って、真剣にご依頼に来られるご家族の為には、予算がいくらであろうと、
私どもは設計監理を受けたいと思っています。

今迄のご相談には、『新築で100万円』からありましたが、残念ながらこれにはお応えできませんでした。
何故なら、物には“適正価格”ってあるのです。



住宅の見積書は数十枚に上ります

大抵の見積もりは数社から取りますので、各社間で数千万円の差は珍しくありません。
しかし、その見積書の一行一行を見て行くと適正価格が明らかに露呈されてしまうのです。
(と、同時に、その会社の仕事ぶりまで分かってしまいます。)

高い場合も安い場合も、「えっ。」と思わせる価格はそれなりの理由があるのです。
昨今の話題、食の安全性の諸々の事件と同様な気がしています。



確固たるもの

最後まで自分の考えを持っていて下さい。
友達や周りの人の意見に迷わされることなく、本当に自分が良いと思い決めた事を信じる事。
建築家と家づくりをする人は、その傾向が非常に高いと実感します。
なぜなら、
今のニッポン、住宅メーカーで家を建てる割合がとても高く、その分、意見も集まりやすく、
せっかく建てた家だから、失敗した事はあまり言いたくない事もあるのかないのか、
「ウチ、イイ家だよ」の声を聞く機会に恵まれ、
一般的に住みやすい家に軍配が上がるのは、眼に見えているからです。
あなたにとっての勝者の選択は、自分への責任を持つ事でもあるのです。

 

魅かれるもの
工事が始まり、現場監理に移ると、その近くにあるSHOPの話でお客様と盛り上がる時が多々あります。
そのタイミングとお気に入り度が一致するのも、相性のあらわれのような気がします。
たとえば・・・


つくし文具店
お施主さまが現場に陣中見舞いにいらした帰り道気になる文房具屋さんを発見しました。
早速教えてくれたその名は『つくし文具店』。
昔、学校の前の文房具やだった店を現在のようにリメイクしてこだわりの逸品を置いています。
私がひと目で引き込まれたのはこれ。三角スケールペンケースです。

鍵山建築設計では計画案の打合せに入ると、お客様に三角スケールを準備して貰います。
色々な縮尺がひと目で分かる優れもの。そのかたちそのままを再現したペンケース。

 


そして、目玉商品のつくしえんぴつ5本入り。芯の硬さは4Bでデッサン向き。

鉛筆の形状は丸と平面のミックス、角数でいうと2角・・・?

 

ポリーヌ
武蔵野市実例、現場監理の帰り道、ふと路地に眼が惹かれた。
何度も何度も通っていた道なのに、そろそろ監理も終わろうというこの時期、それは一軒のちいさなパン屋さん。

こしあんの入ったアンパンはかめさん。中がもちもちの全粒粉のパン。
季節柄、かぼちゃのデニッシュ等々・・・。
くつろぎパンのお店でした。

事務所に戻って、今日の監理報告のメールを書き、「その報告」も付け加えると・・・、
「私も今日、見つけました」とメールバックが届きました。


  

 

家づくりは、殆どのかたがはじめてです。
一生に3回建て替える余裕は、まずありません。

今までの貯金を叩いて、何割かの自己資金を作り、
やっとの思いで、建築家に依頼して下さいます。

思いもよらなかったプランに、あっと驚き、
ウキウキした表情に変わるご夫妻に
私たちも夢が膨らみます。

細かい打ち合わせに進み、ご自宅に帰ってからご夫妻の意見が衝突、
「ふたりでは話ができない!」と、SOSも少なくありません。

そんな時は、又、4人で顔を合せると、
そんな事はかけらもなく、トントン拍子に展開、
「もう、ウチでは家の話はしないようにしていたんです」
とは思えないほど、すっきりした表情で次の段階に進みます。

私たちにとっては、
出来上がってからでなくて良かった!と思える、恒例行事でもあります。

家づくりは、心身ともにエネルギーが要ります。

これが、何らかの理由で長引けば長引くほど、家族が一致団結して乗り切って下さい。

土地探しから、計画案、詳細の打合せまで、数え切れないほどの打合せをし、

工事施工会社が決まり、いよいよ工事着工、竣工。

ここまで平均で1年か、もう少し。

人生80年90年のうちの1年、
「頭の中は、家の事ばっかり」
も、たまにはいいんじゃないかと、思うのです。

幸せな忙しさ。とでも言いましょう。
 

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建築家の住宅」という選択肢


現在の日本の住宅事情はとりわけて貧しい。 

日本の住宅の選択肢は住宅展示場か
マンションの売り出しモデルルームの二者択一であり続けています。

住宅が貧しいのは一般に流通している住宅像が貧しいからです。

そして、人々はそのような住宅像を流通させて、疑うことはない。

全貌が見えるから心も穏やかです。

早い話が、心穏やかに暮らすためには、情報は少ないほうがいいのです。

そして日本人は自分で苦労して情報を取ったり探したりしない。

与えられたものを文句いわずいただく。

いかにも美しい態度です。

このようにして、日本の住宅像は貧しい。

町並みはどんどん破壊されていく。

まれに、自分にとって理想の住まいを考えようと思い立つ人がいたとします。

おおかたは、すみやかに現実に打ちのめされるようになっています。

求める情報に行き届かない。

情報が流通しやすいように切り落とされて、パッケージされてしまっている上、
マーケットを強化するような情報ばかりがのさばり、はばをきかす。

テレビ、雑誌、新聞のチラシ広告にしても、われわれの周囲は完全に固められています。

さらにいえば住宅供給を取り巻く環境が、
マーケットの仕組みや、土地供給のシステム、税制、企業の論理などに
縛られていて、縛りを解くだけの元気もエネルギーも時間もないよ、
という気になってしまうようになっています。

おのおのの経済事情が許す現実的な住宅像を値踏みするなら、
まあこんなものだろう、とあきらめてしまう。
そんな社会的な構図ができているのではないでしょうか。



しかしながら、その構図を打ち破る方法がひとつあります。

建築家の住宅」という選択肢です。

刷り込まれた住居像を
解き、切り落とされた確かな情報を拾い集め、
ホンモノを提供し、住宅供給を取り巻く環境の縛りを解き放ち、
値段の高い安いに関係なく、こころと気合を込めることができ、
理想の住まいをクライアントと共に現実にすることができる。

建築家の住宅」という選択肢です。


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