Kagiyama kenchiku sekkei        鍵山建築設計      Small fantastichouse story  


仲庭 プロローグ・エピローグ

東京都立川市の家-2 プロローグ・プロセス・エピローグから成るストーリーをご覧ください
東京都立川市 一級建築士事務所 鍵山建築設計

 

プロローグ                                                  エピローグ

現在お住まいの近所にとても良い土地が売りに出た。
・・・ほとんど即決。

では家はどうする・・・?

『不動産屋さん紹介の工務店に行き
「お風呂は2階で・・・1階のリビングと和室に面した”中庭”があって・・・」
と言ったら「奥さん30坪の土地ですよ」と笑われました』

『いや!いいじゃないですか、やりましょうよ』

『え!?鍵山さんのところでは、それができるんですかあ』

『できますよ』

そして13日後には設計契約締結、
縁ってこんなもんなんだなァと実感しつつ・・・
日夜、クライアントの為に切磋琢磨している・・・

東京都立川市の家-2
はじまり、はじまり

 

        
プロセス
敷地調査 地盤調査

スウェーデン式サウンディング試験
ロッドの頭部に100Kgまで荷重を加えて
貫入量を測る
貫入が止まったらハンドルに回転を加えて
1mねじ込むのに
必要な半回転数を測定します

調査結果は比較的安定したローム地盤
ただ、地表面は解体等で緩んだ状態
となっている為、充分な転圧が必要
地鎮祭 地鎮祭

建築に取り掛かる前に工事の無事を祈る儀式

快晴です

良き日の地祭りです
遣方・掘削 遣方・掘削

周囲には木杭に打ち付けた貫板を張り巡らし、
壁芯と高さの基準ラインを設定します

重機で丁寧に掘っていきます。

建物の基本となる水平と垂直を決めます
防湿シート敷き

防湿シート敷き

防湿シートの敷き込み

配筋

基礎はべた基礎です
配筋は耐圧版はダブル、立ち上がりはシングルで全て異形鉄筋13㎜、タテヨコ250㎜ピッチです
基礎天端均し 基礎天端均し

耐力壁が集中しているコーナー部は引き寄せ金物(ホールダウン金物)用アンカーボルト(16ミリ)2本と土台用アンカーボルト(16ミリ)2本、計4本が基礎の耐圧版まで到達させ埋めてあります。
コーナー部は大地震時に引き抜きが生じる所
アンカーボルトが多めに入っていますので安心です
土台敷き 土台敷き     


上棟式前日の土台敷き

アンカーボルトが多めに入っているので作業は大変になりますが、基礎と土台がしっかり定着しますので丈夫な構造の礎ができます
上棟式 上棟式

式と共に職人さんへの心配りが重要です。労いの言葉をかけてあげます
ホールダウン金物

ホールダウン金物
金物-1


土台と柱、1階柱と2階柱をホールダウン金物で緊結することにより、大地震の時の柱の引き抜きを防ぎ、断続的に起こる地震に対して構造体を守ります。

ホールダウン金物は柱の断面欠損を少なくする方法と緊結性の高いものを使用します
V金物とホールダウン金物

ひねり金物
 
金物-2

V金物とホールダウン金物の併用、垂木と桁をジョイント強化するひねり金物の採用、屋根下地の構造用合板の釘のピッチは150以下にする等は大地震の時に大いに力を発揮し安心をもたらします
乾燥材 乾燥材

乾燥材を使用することにより、丈夫な構造が安定します
足場シート掛 足場シート掛

安全を第一に考えて組みます

上部に突出しているのがロフト部分、ここから小さな露台に出て、
夏は花火を見ながら冷えたビールが飲める

冬の星が見える

富士山も見える
丸窓が目印

屋根の勾配を変えています
外観-1

丸窓が目印になっている。
メタリックの手すりがすっきりとした印象

富士山と花火がよく見えるように屋根の勾配を変えています
大きな北窓 外観-2    


2階浴室の大きな北窓が、中空の光を集める
前方に木製の目隠しをする。

トップライトも併用して、
快適なバスタイム

1日の疲れも癒されるであろう
中庭からルーフバルコニーを見上げる

ルーフバルコニー

外観-3

中庭からルーフバルコニーを見上げる
開放感と共に少し閉じているので安心感も与える


ルーフバルコニーからみる眺めは格別
シャラの木

中庭
中庭

このシャラの木が大きく育つ頃、子供たちは大人になる
玄関ホール

浴室 
玄関ホール・浴室

昼間は光を捕らえ、夜は光をこぼす窓達


 
和室

大きい窓と小さい窓
立方体と球体

住まい方によって、家も活きる
ロフト ロフト

小さく切り取られた窓から光が差し込んでいる
   完成しました 




 エピローグ                                                  プロローグ

■私が色々申し上げるよりも、クライアント御夫妻のメールを原文のまま(固有名詞を除く)ご披露致します。



鍵山誠さま 貴美子さま
 
こんにちは。ようやく家の中も整ってきました。
今朝も雪化粧の富士山が綺麗でした。
富士の写真は二、三日中にメールでお送り致します。
今回の家づくりを終えた感想をまとめてみました。
 
 
<妻>
  
良い土地が見つかり、とりあえず工務店に行って見ましたが、私の希望が何一つかないそうにないことが分かりました。

「自分の家から自分の家が見える、中庭のある空間」・「むく材の床」・「オリジナルのキッチン」などなど、使い込むほどに素敵な味わいの出る家を作ってもらえる予感はほとんど持てませんでした。

 
鍵山さんご夫妻は、私たちの希望を全て聞いてくださいました。
「12坪で中庭のある家なんて」と工務店では苦笑されましたが、
鍵山さんはこともなげに「いいですね。できますよ」とおっしゃってくださいました。

工期も限られていたのに「可能性は十分ありますよ」との力強いお返事。

この一言がどんなに嬉しかったことか。

そして結果的に、鍵山さんご夫妻は私たち夫婦の希望をほぼ完璧にかなえてくださいました。
 

「鍵山建築設計」さまを主人がインターネットで見つけてくれた、このことが私たちの
「素晴らしい家づくり」を成功に向けて決定的に方向付けてくれました。
ここからすべてが始まり、希望が広がり、膨らんで、スムーズに家が建ちあがっていった、そんな感じがするのです。
 
「一級建築士さんにたのむことは、お金のかかることであり、面倒くさいことであり、
私たちにとって一級建築士は手の届かない存在である」という考えは、けっこう一般人に多い思い込みだと思いますが、実際に設計・監理契約をしてみると、それが全くの間違いであることがわかりました。

それどころか、メリットだらけだといっても過言ではありません。
そのいくつかをあげてみると、
 
①施主の思いもよらないすばらしいアイディアで空間を設計してくれる。
 
②「ここはこうしたらどうですか? こういうテもありますよ?」というように、 要所要所で的確なアドバイスがもらえる。
 
③30枚以上の詳細な図面に基づいて複数の工務店にあい見積もりをとり、値段的にも技  術的にもより良い工務店を探してくれる。

④基礎や構造をはじめ、工事全体が設計図通りになされているか(手抜きはないか)をしっかり監理してくれる
 
⑤一級建築士さんが監理することで、職人さんたちに良い意味での緊張感が生まれ、良い仕事をしてくれる。
さらにはそれが職人さん同士で影響し合い、相乗効果をもたらす。
たとえば、大工さんがとてもよい仕事をし、それに触発されて塗装屋さんも「負けられない!」と職人魂を燃やす、という感じです。
 
⑥とにかく、素人である私たちにはできないことすべてをやってくれるので、ミスのない家づくりができる。
結果的に、安価で丈夫で素敵なセンスに溢れる家づくりができた。
 
と、こんなに素晴らしいことづくめで、手抜き工事による欠陥住宅なんてできる余地もないです。

「家という一生に一度の買い物をするのに、一級建築士さんに依頼しないほどバカなことはない」、それが今の実感です。
 
 <夫>                                   
 
上記、家内の感想文には、私も全く同感です。と同時に、ここ半年間、鍵山さまにお付き合いを頂いて思うのは「独立した一級建築士の社会的使命は非常に重い。尊い仕事である」ということです。

巷では、素人である施主と、プロであるハウスメーカー・工務店との間でトラブルが頻発しています。

インターネットでも、ちょっと住宅関連で検索すると、さまざまなホームページで「どうしたらいいの!?」「たすけて!」のオンパレードです。

「新築病」というのも流行っているそうで、家が完成するまでの緊張とストレスから、でき上がったとたんに緊張の糸がプッツリと切れて新築病になるそうですが、私たちは幸いにして鍵山建築設計さまをパートナーにすることができたため、「手抜きをされるんじゃないか」などの不安やストレスとは無縁で半年を過ごしました。

またいい工務店さんを選んでくださったことも大きいですね。

現場を見に行くのも、単純に家が段々とできあがっていく過程を楽しむことができました。
 
建築費の1割前後という設計監理料が計り知れないコストパフォーマンスを生み出すということを実感した私たち夫婦は、これから家を建てる友人たちに一級建築士との契約を結ぶよう勧めていす。

あとは、植栽が終われば一応の完成ですが、今後とも一生宜しくお付き合いをお願い致します。
  

 <この家に住んでみての感想―夫and妻>
 
①むく材のすばらしい感触。合板のフローリングにはない暖かさやサラサラ感が最高です。朝、布団をあげても裏側に湿り気がありません。
 
②通風の良さ。何しろ窓が多く、家中を風が駈け抜ける感じ。たぶんカビや湿気には無縁でしょう。お風呂もトップライトを含め3方向から風が通るので、朝には乾燥しています。
 
③檜のウッドデッキで中庭をつくったことによる広がり感。リビングから中庭を通して見る和室は なんともいえません。また中庭に寝転がれば、青空にポッカリと浮かぶ白雲が最高です。
 
④木の香り。むく材を多用し、塗装も気の呼吸を妨げない自然素材でなされているので森林気分です。
 
⑤安全で楽しい階段。最も安全度の高いU字型階段でスケルトン仕様。明るく、二階に駈けあがれば「タン、トン、ティン・・・」と、まるでドラムセットのタムタムのように綺麗な音が響いて楽しいです。上り下りがまったく苦になりません。
 
⑥ロフトと屋上バルコニーから見る富士山が絶景です。バルコニーから見ると電線が少しかかるものの、ロフトからは電線もかからずいいです。
 
⑦風呂が最高です。特にバスコートバルコニーと檜の天井とトップライトが、温泉気分をいやがうえにも高めてくれています。我が家では最近「温泉に行きたい」という言葉が出なくなりました。
 
⑧システムキッチンも使いやすく、最高です。
 
 
以上、遅くなりましたが感想等お送り致します。
よろしくお願い致します。




■夏を迎えたクライアントから、感激のメールが届きました。


鍵山建築設計の設計した住宅には、家族にあった、たくさんの楽しい装置が盛り込まれています。
初めての夏を迎えたクライアントから、感激のメールが届きました。

『昭和記念公園の花火、屋上にて家族5人、楽しみました。
涼しい風に吹かれながらの屋上桟敷、夜空に咲く大輪の華を眺めながらの冷えたビールは気絶しそうに美味かった!最高でした。』



■近々、クライアントのお宅のごく近くに大型マンションが建設されるようです。

新聞のチラシで、建設予定建物のCGを盛り込んだ大きな周辺写真が掲載されているのですが、小さな小さなクライアントの家の屋根だって、すぐ分かります。
かわいい我が子ですから・・・